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総合どうぶつ病院

こんばんは。院長の中田です。秋の夜長、いかがお過ごしでしょうか?
ここ最近はまだ寒くなくて良い気候ですね。そのうち寒い冬がやってきますね。
そうなるともう年末ですぐ正月ですね。そしていつも思うのは1年早いですね・・・。

皆様は総合どうぶつ病院ってご存知ですか?今年4月からオープンした、CT、MRIの画像診断を行う二次診療施設です。
不定期ですが、難しい手術なども外部の専門の先生を呼んで実施しています。
当院からもこれまで何件かご紹介させて頂き、受診された方もいらっしゃると思います。

先日、当院から紹介した重度の胸腰部椎間板ヘルニアのわんちゃんが無事手術を終えて戻ってきました。
手術前は全然立てなかったのに、手術翌日にも関わらず、立ち上がり、歩き始めたのには驚きました。
今も順調に回復しております。毎日手術を実施しているわけではないのですが、今回はタイミングが合って良かったです。

このように重症の子で高度な画像診断が必要な場合は、総合どうぶつ病院のような二次診療施設へご紹介させて頂いております。始めは不安を感じる飼い主様も多いと思いますが、行くと今後の治療に役立つ重要な情報がたくさん得られますのでとても助かっております。なので皆様、どうぞ安心して受診してきてください!
今後ともよろしくお願いします。

http://www.svet.jp/sougou-ah/

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フェレットの歯科処置

こんばんは。院長の中田です。

先日、フェレットの歯科処置をさせて頂く機会がありました。

前々から歯石の沈着や歯肉の炎症、口臭が気になる、とのことで、今回全身麻酔下で処置をしました。

左右上顎第3前臼歯は歯周病で歯根の一部が露出しており、歯肉の後退、炎症も見られましたので抜歯しました。↓↓


RIMG0712 (640x519)



抜歯後は、犬猫同様、歯肉粘膜フラップを作成し、糸で縫合しました。↓↓

RIMG0731 (640x477)


犬や猫と違い、最大開口させても口腔内が狭く、細やかな作業が求められ、結構大変でした。

ただ肉食動物ですので、歯の形態は猫に似ていました。ただ、猫よりかなり口腔内は小さいです・・・。

約1ヵ月後の写真です。
抜歯した跡はすっかりきれいになって炎症も引いています。 
(分かりにくい方、すみません!)  ↓↓

RIMG1296 (640x463)


フェレットには歯科疾患(主に歯周病)も多いと聞きますので、今後ますますこのような病気は増えてくるかと思います。

大変勉強させて頂きました。

と同時に予防的に何かできないか、考えさせられました。

フェレットにも何らかの歯のお手入れ、必要ですね・・・!


最後に・・・

わんちゃん、ねこちゃんの耳検診、9月末で終了です!!
あと数日ですが、この機会に一度耳チェックしてみてはいかがでしょうか?




気象病

こんにちは。吉田裕貴です。

まだまだ暑さが続いていますね。
この頃は湿度や気圧も不安定ですので、なおさら身体の変化に気を配らないといけません。

タイトルにした「気象病」という言葉、聞いたことがありますでしょうか?
気象病とは、気温、湿度、気圧、天候の変化によって引き起こされる心身の不具合の総称と言われています。
身近な例では、季節の変わり目には体調を崩しやすいこと、人によっては低気圧が近づくと関節が痛んだり呼吸が苦しくなったりやる気が出なかったりしやすいこと、などは皆さんご存じですよね。熱中症も気象病のうちの一つです。

そんな気象病について、人間やラットでの研究は進んできているようですが、犬や猫での情報は残念ながら多くありません。でも日々の診察の中で、気象が動物たちの心身になんらかの影響を与えているのは明らかだと私は感じています。

これからの季節で特に気をつけた方が良さそうなのは、
①1日の中での気温差が10℃以上ある②前日との最高気温差が5℃以上ある③台風前後の気圧の急激な変化
あたりでしょうか。
当然、外と家の中の気温差があまりに大きくなるようなエアコンに頼りすぎる生活も注意かなと思います。
このような状況は自律神経を乱しやすく、実際に気温差が激しい時期は心臓病や腎臓病、関節炎などの慢性疾患のコントロールが急に難しくなる場合があります。

これからだんだんと猛暑は和らいでくるとは思いますが、急な冷え込みや暑さの戻りに注意しつつ、皆様も動物たちも健やかにお過ごしください。


梅雨?

こんにちは。看護師の鈴木マリです。


梅雨の中休みなのか、ここ数日晴れの日が続いていますね。気温も30度近くまで上がる日もありました。梅雨だということを忘れてしまいそうです。

そうなると、気をつけないといけないのが熱中症ですね。
ワンちゃんもネコちゃんも熱中症になりますから、お散歩に行く時間帯を気をつけたり、家を留守にする時は冷房をつけて外出するなどの配慮が必要です。(電気代も気になるところではありますが・・・)


鼻ぺちゃのワンちゃん(パグやフレンチブルドッグなど)は特に注意しましょう!

週間天気予報を見ると、もう少し暑い日が続きそうでしたよ(>_<;)



仙台も昔より暑いが増えたなぁとしみじみ感じる今日この頃です。

病気の原因の原因の原因は?

2018年もよろしくお願いいたします。吉田裕貴です。

先日は比較統合医療学会に参加してきました。旧い学会名は日本伝統獣医学会、その前は獣医東洋医学会と称していた学会です。人によってはなんとなく怪しい雰囲気を感じるであろう名称ですが、その内容は漢方や鍼灸についてだけでなく、本当に動物の身体に良いフードとはどういうものか?を改めて真剣に議論したり、西洋医学的な外科手術をするにしても、いかに動物の身体の負担を減らせるか?を検討したりと、幅広い内容を含んでいます。

普通に日本で暮らしていると、一般的な病院で漢方薬(最近、風邪に漢方薬を処方する病院は増えている気がしますが)や鍼灸治療を受けることはほとんどありませんので、東洋医学は非科学的で、時代遅れで、宗教的で、医学として信用に値しないもの、というイメージを持ってしまうかもしれません。
でも実際に東洋医学に触れてみると、約2000年前に編纂された中国医学のバイブル「黄帝内経」に既に今も解決されていない多くの病気の原因と治療方針に関する示唆がなされています。その内容は今現在の私から見て「うーん、確かにそういうことはあるかもしれない。」と感じるものです。

例えば心臓病について。犬では僧帽弁閉鎖不全症、猫では肥大型心筋症が多く発生します。心臓が悪くなる原因はそれぞれ弁の変性と筋肥大から起こる循環障害ですので、薬剤を使用して循環障害を軽減し、心臓の機能を少しでも長持ちさせよう、というのが現在の治療の考え方です。でも、そもそもなんで弁の変性が起こるの?なんで心臓の筋肉が厚くなっちゃうの?遺伝なの?食事なの?悪い細菌やウイルスに感染した?何か飼い方が悪かったのかしら?という疑問に対して、西洋医学的にはごく一部の遺伝的な問題を抱えた動物種を除いて「まだよくわかっていない」という回答をせざるを得ません。
一方、先述した黄帝内経では「喜びの感情が多過ぎると心を傷める」とされています。心臓を悪くした動物たちの診察をしていると、この子は本当にご家族から大事にされているんだなーと感じることが多々あり、また動物自身も社交的で人間大好き、明るいタイプの子が多いように思います。そう考えると、喜びの感情が場合により心臓の負担になることは本当かもしれないと、自分なりの臨床経験と合わせて納得するんですよね。あくまでも一つの考え方ですけれど。

黄帝内経とほぼ同時期、紀元前後に成立した仏教やキリスト教、古代ヨーガの思想などが現代でも人間の心の拠り所として十分に機能している事も含め、当時の先人たちの観察力と想像力からは獣医学領域も学べることがあるのかなと思っています。意外と書き始めたら筆が乗って長くなってしまいました。おやすみなさい。
(ちゃんと現代医学も勉強していますので、皆さまどうかご安心ください)






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Author:paseriah
仙台市泉区のパセリ動物病院スタッフによるブログです。

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