- 2019-06-13 :
- お勉強編
ハミガキ教室がありました

こんにちは。獣医師の原田です。
今日は、パセリ動物病院の待合室にて、ハミガキ教室がありました。
今回のハミガキ教室は、「なぜ、ハミガキは必要なの?」「ハミガキしないとどうなるの?」をテーマに、歯垢歯石のできかた、歯周病のこと、ハミガキなどのホームケアなどについて勉強しました。
講義中には、スタッフの犬猫のハミガキ動画も流し、実際のハミガキ風景を見てもらいました。
ハミガキは、みなさん頑張っている方は多いと思います。
正しい方法のハミガキをすることが大切です。
せっかく頑張ってハミガキをするので、より効率的で効果的なハミガキを実践しましょう!

ハミガキというと、すでに歯石がついてしまっている場合や、歯周病になっている場合など、もうあきらめている方も多いと思います。
ハミガキを始めるタイミングはいつでも大丈夫です。
きれいな歯の子はもちろん、すでに歯石がついているわんちゃん猫ちゃんも、さらに悪くならないようにハミガキは必要です。
ただし、お口の中の状況によって、使うハブラシや方法は変わってきます。
重度の歯周病の場合、無理にハミガキすることにより顎が骨折してしまうこともあります。
わんちゃん猫ちゃんの場合、私たちと違って虫歯にはなりにくいですが、とても歯周病の罹患率が高いです。
1歳くらいのわんちゃんでも、歯周病になっている場合もあるので、若いからと言って安心はできません。
ハミガキはとても大切ですが、定期的に歯科処置(歯石除去、歯や歯周病の検査、歯科治療)も必要です。
できるだけ事前に病院を受診して、お口の中の診察を受けてください。その上で、どんな方法のハミガキ・ホームケアがいいか相談しましょう。
※歯の診察には、予約は不要です。
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