- 2018-09-29 :
- 病気のこと
フェレットの歯科処置
こんばんは。院長の中田です。
先日、フェレットの歯科処置をさせて頂く機会がありました。
前々から歯石の沈着や歯肉の炎症、口臭が気になる、とのことで、今回全身麻酔下で処置をしました。
左右上顎第3前臼歯は歯周病で歯根の一部が露出しており、歯肉の後退、炎症も見られましたので抜歯しました。↓↓

抜歯後は、犬猫同様、歯肉粘膜フラップを作成し、糸で縫合しました。↓↓

犬や猫と違い、最大開口させても口腔内が狭く、細やかな作業が求められ、結構大変でした。
ただ肉食動物ですので、歯の形態は猫に似ていました。ただ、猫よりかなり口腔内は小さいです・・・。
約1ヵ月後の写真です。
抜歯した跡はすっかりきれいになって炎症も引いています。
(分かりにくい方、すみません!) ↓↓

フェレットには歯科疾患(主に歯周病)も多いと聞きますので、今後ますますこのような病気は増えてくるかと思います。
大変勉強させて頂きました。
と同時に予防的に何かできないか、考えさせられました。
フェレットにも何らかの歯のお手入れ、必要ですね・・・!
最後に・・・
わんちゃん、ねこちゃんの耳検診、9月末で終了です!!
あと数日ですが、この機会に一度耳チェックしてみてはいかがでしょうか?
先日、フェレットの歯科処置をさせて頂く機会がありました。
前々から歯石の沈着や歯肉の炎症、口臭が気になる、とのことで、今回全身麻酔下で処置をしました。
左右上顎第3前臼歯は歯周病で歯根の一部が露出しており、歯肉の後退、炎症も見られましたので抜歯しました。↓↓

抜歯後は、犬猫同様、歯肉粘膜フラップを作成し、糸で縫合しました。↓↓

犬や猫と違い、最大開口させても口腔内が狭く、細やかな作業が求められ、結構大変でした。
ただ肉食動物ですので、歯の形態は猫に似ていました。ただ、猫よりかなり口腔内は小さいです・・・。
約1ヵ月後の写真です。
抜歯した跡はすっかりきれいになって炎症も引いています。
(分かりにくい方、すみません!) ↓↓

フェレットには歯科疾患(主に歯周病)も多いと聞きますので、今後ますますこのような病気は増えてくるかと思います。
大変勉強させて頂きました。
と同時に予防的に何かできないか、考えさせられました。
フェレットにも何らかの歯のお手入れ、必要ですね・・・!
最後に・・・
わんちゃん、ねこちゃんの耳検診、9月末で終了です!!
あと数日ですが、この機会に一度耳チェックしてみてはいかがでしょうか?
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